【すまたん・ZIP】「大坂」が「大阪」に変わったのはいつ?を紹介!とれたてリサーチ

「大坂」が「大阪」に変わったのはいつ?
2023年3月10日放送のすまたんZIP!のさかな(佐藤佳奈)のとれたてリサーチは「大阪」が「大坂」に変わったのはいつ?について紹介されました!
教えてくれたのはのさんです。

「大阪」が「大坂」に変わったのはいつ?

・現在「大阪」

・昔「大坂」

さらに昔「なにわ」

なにわの語源は?

日本地名研研究所の菊池恒夫さんによると、
さか(魚が獲れる)にわ(庭)
古代大阪湾が魚介類の豊富な海であった事から転じた?
※諸説あります。

日本書紀(720年完成)

難波碕なにわのさきに倒るときにはやなみありて
~中略~
浪速国なみはやのくにとす、また浪花なみはな
今、難波なにわうは訛れるなり

意味

難波の岬は潮の流れが速く、
「浪速の国」または「浪花」といい、
「難波」はそれが訛ったものだ。

「なにわ」の漢字

「浪速」「浪花」「難波」はここから?

「なにわ」➡「大坂」いつから?

日本地名研研究所の菊池恒夫さんによると、

「大坂」の存在がわかる文献

明応7(1498)年
僧侶・蓮如が書いた御文章によると、
現在の「大阪城」周辺
「坂があった」ことから「大坂」と呼ばれていた。

「大坂」が「大阪」に変わった理由

日本地名研研究所の菊池恒夫さんによると、
「大」=「土+反」
縁起が悪いからだそうです。
※諸説あります。
土に返る➡しを連想させる。
江戸時代~明治時代
・明治初期:府の名称が「大阪府」に
・明治22年(1889年):「大阪市」成立

結論

「大坂」が「大阪」に変わったのは、江戸~明治時代「縁起が悪い」から
※諸説あります。
菊池恒夫さんによると、「大坂」と「大阪」にどちらが良い悪いはないのですとのことでした。

どちらが多い?

「大坂さん」「大阪さん」
・大坂さん:約14900人
・大阪さん:約1200人
※全国人数(苗字由来netより)

大坂さんが多い都道府県は?

名字研究家の森岡浩さんによると、
北海道が最多で青森県・秋田県など
東北にも多い名字だそうです。
~~~~~~~
江戸時代北海道や東北地方には
「大坂」から仕入れた物を売る
「大坂屋」というお店が多く
そのお店の人たちが「大坂」という
名字を名乗っていたそうです。

まとめ

参考になれば幸いです。
ちゃちゃ入れマンデー【関西人の疑問解決SP!なぜ大阪城はあの場所に建てられた?】
【すまたん・ZIP】とれたてリサーチの記事一覧はこちら
【すまたん・ZIP】姉妹サイトのとれたてリサーチの記事一覧はこちら
苗字由来net
最後までお読みいただきありがとうございました。

モバイルバージョンを終了