世界一受けたい授業アルツハイマー病改善予防脳トレウォーキング法のやり方ブレデセン先生が紹介

世界一受けたい授業 アルツハイマー病 改善

世界一受けたい授業2019年11月30日放送の保健体育では「初期のアルツハイマー病の9割を改善させた先生が教える 日本人版の治療法を大公開!」が紹介されました。
初期のアルツハイマー病の9割を改善させる日本人版の治療法について教えてくれたのはデール・ブレデセン先生です。

初期のアルツハイマー病の日本人版治療法

アルツハイマー病とは:炎症などの脳のダメージによってアミロイロベータといわれるゴミが蓄積し発症すると言われています。
このアミロイロベータが神経細胞を破壊。脳が萎縮し、働きが低下してしまうのです。
しかし、デール・ブレデセン先生が考えた治療法は、このアミロイロベータの発生を生活習慣の改善によって抑えることができるのです。
アメリカではすでに500人以上が改善例がありますが、日本でもデール・ブレデセン先生の治療法によってアルツハイマー病を改善させた方が!
現在82歳の安田さん(仮名)は5年前77歳でアルツハイマー病を発症。1日中ボーッと座っているだけの日々。表情もずっと変わらないまま。
息子さんの呼びかけにも無反応。会話もできない状態。ミキサー食すら美味く飲み込めず、1回の食事に2時間かかることも。
そして 医師から余命2~3ヶ月と余命宣告を受けてしまったのです。

絶望の日々を送っていた息子・和也さんはデール・ブレデセン先生の本「アルツハイマー病真実と終焉 “認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム [ デール・ブレデセン ]」に出会いました。

和也さんは本を熟読し、その治療法を実践!1年後、和也さんが知らなかった花の名を答えるなどお母さんの回復ぶりにとても驚いたそうです。
これをきっかけに現在ごく短い会話なら合わせるまでに回復。2時間かかっていた食事は約40分で済むようになり、食べる量も2倍になったそうです。
余命2~3ヶ月と余命宣告を受けたお母さんが食事ができるようになり、和也さんは「この治療法にとても感謝している」と言っておられました。

デール・ブレデセン先生によると、これは決して例外的なケースではなく、現在日本では約120人が治療を受け、その治療を続けた方の9割近くが改善傾向にあるという報告を受けていると言う事でした。
今回は、デール・ブレデセン先生が日本人に合った治療法を教えてくださいました。

ブレデセン先生の9つの軸となるアルツハイマー病治療法

  1. 夜~朝は12時間の絶食
  2. 毎日有酸素運動と筋トレ
  3. 7~8時間の睡眠
  4. ストレスを最小限に抑える
  5. 脳トレーニングを行う
  6. 歯の治療
  7. なるべく自然の食品を摂取
  8. 腸内環境を整える
  9. 天然系の製品を使う

初期のアルツハイマー病の日本人版治療法

上記のポイントをさらに日本人にぴったり合うようにデール・ブレデセン先生が考えてくれました。
これらはアルツハイマー病の改善だけでなく、予防にも効果があるそうなのでまだ大丈夫という方も実践してみてください。

1.朝起きる時間を一定にします。
*7~8時間の睡眠が難しい方は起床時間を一定に保つだけでも脳と体の生活リズムが整い効果的です。
2.起床後はすぐにカーテンを開けます。
*日光浴で作られるビタミンDはアルツハイマー病予防になる実験結果があり、朝に3分以上太陽を浴びましょう。

3.朝一番に「緑茶でうがい」が、アルツハイマー病の予防や改善に効果的!
緑茶には、アミロイドベータの蓄積を予防してくれるカテキンが豊富に含まれています。
朝一番に緑茶でうがいをすることで、睡眠中に増えた口の中の細菌を出し、脳への細菌の侵入を 抑えることができます。

●日本の家の中に多い「カビ」が脳に悪影響?
デール・ブレデセン先生によると、アルツハイマー病の患者さんの脳に「カビ」がいたという論文もあるそうです。
日本は湿度が高く、カビが生えやすい環境なので、カビが生えやすい場所は掃除を徹底し、毒素を吸い込まないようにすることが大事です。

4.必ず日記を書きましょう。
*日記を書くことでその日の出来事を思い出そうとするため脳の記憶する部分が活性化します。

5.歯磨きを両手で行いましょう。
*両手で交互に歯磨きすることで、片手よりも広範囲に脳を刺激します。

食事によるアルツハイマー病の改善法

1.発酵食品
日本食には、アルツハイマー病の改善に効果的な、みそ、しょうゆ、納豆などの発酵食品が多く含まれています。
発酵食品で腸内環境を整えることで栄養の吸収率を高め、脳に栄養が届きやすいそうです。

2.青魚
イワシやサバなどの青魚に多く含まれているDHAは脳の神経細胞を活性化し、
記憶力や注意力の低下を防ぐので週に2回は青魚を食べましょう。

3.間食にはナッツ類や豆類
血糖値を急激にあげる食べ物は脳に良くありません。
血糖値が上がりづらく、さらに記憶力アップにつながる成分が含まれている枝豆やナッツがおすすめです。

4.お酒を飲むなら赤ワイン
お酒は脳に良くないためおすすめできません。
しかし、赤ワインには脳の認知機能を高めてくれるポルフェノールが多く含まれていますので飲むなら赤ワインが良いでしょう。
しかし、くれぐれも適量に^^

●デール・ブレデセン先生がおすすめする3つの食材は大根・葉物野菜・さつまいもだそう。
特に、さつまいもは腸内環境を整える食物繊維が豊富なだけでなく、脳に必要なブドウ糖の代謝に欠かせないビタミンB1が豊富です。
血糖値の上がり方も緩やかなのでおすすめの野菜です。

アルツハイマー病改善予防!脳トレウォーキング法のやり方

脳トレ逆読みウォーキング法はデール・ブレデセン先生のおすすめのウォーキングに脳トレをプラスした運動です。
ウォーキングをしながら、誰かに言われた言葉を逆さまに言います。
例えば「ぶた」→「たぶ」「スイカ」→「カイス」「ミカン」→「ンカミ」などです。

最後に

脳トレ逆読みウォーキング法は1人では難しいので、表札(珍名さん省く^^;)や看板などに書かれた漢字をふりがなにして反対から読むのはどうでしょう?
2人以上ならウォーキング前に決めた言葉をメモにして言い合うのも良いですね?
最後までお読みいただきありがとうございました。