2023年1月24日放送のすまたんZIP!のさかな(佐藤佳奈)のとれたてリサーチは応援の「フレーフレ」ってなに?について紹介されました!
目次
応援の「フレーフレ」ってなに?
シンガポール生まれのバイリンガル足立香保アナウンサーによると、
「フレー」=「Hoorey」という英語で「やったー!」や「バンザイ!」と言う意味で
喜びや称賛などを表現する言葉だそうです。
例えば去年イギリスのチャールズ国王の即位が布告された時、
君主の護衛に当たっている近衛兵が「HIP!HIP!(せーの)」「Hoorey(フレー/万歳)」とThree cheers(スリーチアーズ)➡万歳三唱を行いました。
誕生日を祝う時は「Happy birthday!Hoorey!」「誕生日おめでとう!イェ~イ」と盛り上がるそうです。
「フレーフレー」が応援の掛け声として広まったのは
早稲田大学名誉教授前野球部部長の川口浩さんによると、
早稲田大学野球部がアメリカから持ち帰ったのが始まりだそうです。
明治時代
スポーツの応援は個人が口々に味方には声援を贈って鼓舞し、
敵には野次や罵倒で攻撃していました。
1905年(明治38年)
早大野球部が日本の野球チームとして初めて渡米
早大野球部がアメリカで見たものは…
カレッジエール
リーダーの指揮下で組織的に掛け声をかけたり旗を振ったりして応援「Hoorey」
同年11月帰国
早慶戦で初めて「カレッジエール」を実行
「フレーフレー早稲田!」「フレーフレー早稲田!」
しかし…
翌年早慶戦で応援が過熱、観客同士の衝突が懸念され以降19年間中止に
1925年(大正14年)早慶戦が復活
早稲田大学野球部初代部長の安部磯雄氏がグランドからスタンドの観戦者のに呼びかけました。
「この野球戦をして真に添加の範たむらしむる事に努力されたい」
➡組織的応援がこの頃から完成形に!
1927年(昭和2年)
東京六大学野球の試合がラジオで実況中継されるように
➡「フレー!フレー!」が全国的に広まっていきました。
ちなみに早大野球部がアメリカから持ち帰ったもの
グローブ・スパイク・練習方法(ウォーミングアップ)・戦術(バント・スライディング・投手の継投策)など
まとめ
参考になれば幸いです。
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